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11年振りにGlenda Griffithの話 その1 [CD]

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過去に書いたブログをアーカイブ的に残し、新規投稿は一切書いていませんでしたが、書き留めておきたい事が少しまとまったので、11年振りに新たな投稿を書き残したいと思います。

2006年の7月10日と11日に投稿したGlenda Griffithのアルバムの話が稚拙な紹介で終わっている事、そして新たにお知らせしたいGlenda Griffithの話がたくさんあるので、敢えてこの過去記事のブログへ投稿することになりました。
どこからお話したらいいのか...膨大な内容になります。

2年ほど前から、現在74歳になったGlenda Griffithと個人的にMessageのやりとりをしています。
憧れのGlenda Griffithとまさかこういう展開になるなんて信じられない話ですが、
彼女はとてもフレンドリーに接してくれています。

私とGlendaがこうして繋がるきっかけになったのは、私にとって大発見であり大事件でした。
彼女が「たった1枚のアルバム」しか残していないという事が定説でしたが、2001年に自主制作に近いかたちですがアルバムを1枚制作していた事を知りました。
CDを販売している海外のサイトなどを片っ端から検索しましたが、残念ながら1件もヒットする事はありませんでした。

あまり無粋な事はしたくなかったのですが、最後の手段は本人に直接尋ねる事でした。


実は...2012年頃、facebookにGlendaらしい女性がいたのでmessengerで連絡をしたのですが返信はありませんでした。
それから5年も経過していましたが、改めてもう一度連絡を試みました。
数週間経って返信があり、間違いなくGlenda Griffith本人である事がわかりました。


なぜ、2012年のMessageはスルーされたのか?
これはアメリカ人には案外多いパターンで「見落とし」だったという事。
しかし今回は見落としされる事もなく無事本人と繋がった訳です。奇跡かもしれません。


いきなりCDの話を聞くのもやはり無粋と考え、しばらくは一切CDの話はしませんでした。
たわいもない話を深夜に(Glendaは朝ですが)する事が習慣になり、自然な流れで
CDの話を出す事ができました。
このCDのタイトルは「Secret Eyes」だという事。そしてこのCDが1991年に亡くなった
Glendaの母に捧げられた作品である事を本人から聴きました。
このCDは近しい人たちに配ったり、現在彼女が住むCaliforniaのCambriaの街で小さなライブなどを行った際に手売りしていたそうです。
私はGlendaに「もしそのCDを貴女が在庫として持っているなら、私に譲ってもらえないか」という旨の話をしました。
Glendaからは「もちろんOKよ。ただ私は裕福ではないから・・・」という事を言われたので、CDの代金と日本への送料に充てられるくらいの小為替をGlendaに送る事にしました。
オマケというのも何ですが、Big pinkからCD化された彼女の1977年のアルバムを同封しました。


3週間ほど過ぎた頃、GlendaからMessageとCDがなんと2枚送られてきました。
ジャケットの写真はアルバムが制作された頃...50代のGlendaが写っていました。


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音源がネット上に存在しないためお聴かせできないのが残念ですが、
そのクオリティは自主制作のレベルではありません。
77年の1stアルバムにも参加した彼女の親友でStarwoodやNitty Gritty Dirt BandのメンバーでもあったBob Carpenterをはじめ、Californiaの友人達と丁寧に作り込まれているアルバムです。



驚いた事に彼女の歌声・・・・30代のGlendaそのままですが、声は70年代より出ているという印象です。
全9曲中7曲が彼女の自作。
こんな素晴らしい作品を届けてくれたGlendaに感謝です。


そして...
私が送ったCDを事のほか喜んでくれたGlendaですが、もちろんCDになっていた事も知らなかったので、彼女自身でそのCDを買い、友人にプレゼントするんだと言っておりました。
彼女は自身のアルバムがどんな国でどのように発売されたか全く知らませんでした。
私はGlendaのデータベース作成を彼女に約束しました。(2018年現在の進行中で、その都度Glendaに知らせています)


そんなデータベースを作る過程で知った、
驚くような事実などを次回はお知らせしたいと思います。


オマケ

Glendaに聞きにくかったけど、聞いた話。
そう。Don Henleyとの恋愛の話。
現在でもGlendaはDon Henleyを「Boy」と呼んでいます。
GlendaにとってDon Henleyとの短かったけど愛し合った時間は
今でも最高にハッピーな思い出だそうです。




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AMERICAその1........HARBORの思い出 [CD]

アメリカのAMERICAのオフィシャルWEBSITEを見たら、驚きますよ。

遼さんのブログ「DAYS OF MUSIC & MOVIES」で、Warner在籍時代の作品が紙ジャケで再発となったAMERICA が取り上げられた時、なんとも言えない嬉しい気持ちになった。

 

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麗しのカーラ・・・2007 [CD]



早いもので去年の6月にカーラ・ボノフの記事書いて、もう1年になるなんて。

良かったら去年の記事もど〜ぞ。

http://blog.so-net.ne.jp/aki35/2006-06-13

まだ来客が約2名くらいの頃だ(笑)
当時から新潟人以外で、私をカマってくれていたMASAさん達のおかげでこうして今も何となくですがグログ続けていられます。

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kou-eiryu [CD]

6月10日に原宿クロコダイルで竹田和夫ジャパンツアーの最終公演がありました。この最終日はスペシャルゲストとして竹田さんの旧知の友、洪栄龍さんがセッションに参加。同じステージに立つのは40年ぶりだったそうです。洪さんの迫真のギタープレイの話などを当日同じステージでセッションに参加された方かた濃い話を聞かせてもらい、あ〜見に行きたかったなぁ・・・なんて思っておりました。そんなこんなで、私の周辺では俄に洪さん&乱魔堂ブーム(笑)

私も中、高校生の時に聞いた 「風がピュー・ピュー」や「ちぇ!」そして 洪さんのソロアルバム「目ざまし時計」が妙に懐かしく盛り上がってしまったのですが、中、高校生の頃に乱魔堂、目ざまし時計、葡萄畑などのレコードを友人に貸し、そのまま30年以上も経ち、誰に貸せたのかも解らない始末(よくありますよね?)記憶(アルバムの内容)も曖昧になっていたし、15歳くらいじゃ理解出来なかった事も、今にして思えば多いと考え、まず「目ざまし時計」の買い直しからはじめました。

やはり、15歳で感じた事と47歳で新たに感じたことは大きく異なっていました。当時は「恋のシーソーゲーム」などの軽快で少しコミカルな曲の印象が強かったのに対して、聞き流していた「カントリー・ボーイ」や「泣き虫空」といった曲が妙に心にしみました。

なんと!幸運なことに当時の様子を良くご存知の方から、詳しいエピソード等を聞くことが出来、またまた新たな発見が多くあったこと・・嬉しかったです。

そして薦められたのが、1997年発売の「天地洪荒」と2000年発売の「大河滔滔」の2枚。どちらもインストで「天地洪荒」に至ってはギター以外の楽器一切使っていないアルバム。

一般的なギター演奏アルバムと思ったら大間違い。
どうしてギターだけでこんなに迫ってくるような鼓動や、感情がぶつかってくるのだろうと・・・正直驚きました。私の馬鹿な「発想」では、洪さんと000-28やエスクワイヤーは血管や神経で繋がっているんじゃないかなぁ〜って。それくらいの生きた音でした。発売から10年も経っているのに、今頃何いってるの?って熱心なファンの方からお叱りうを受けそうですが、仕方ありません。

2007年に「天地洪荒」を聞けたこと、そしてそのギターサウンドから得た衝撃や感動は、今の自分にとって必要な巡り合わせなんだと思っています。もしかしたら一生このアルバムを聞かない人生もあったかもしれないし・・・それを考えると、漠然とではあるが、人生を、そして毎日をしっかり歩いていると、いろんな真理に出会うもんだなぁ〜・・
なんて楽しく思っています。

これも、私にこのCDを薦めてくれた方から頂いたヒントというか答えというか・・・2000年発売の「大河滔滔」のコンセプトは、中国4000年の理論「五行説」に基づいているということ。

亀の甲羅に書かれた文様から「五」という数を悟り、五つの基本原理からなる真理が「五行説」。
しかし、興味深いのは「天地洪荒」のCDの印刷面にはすでに
「五行説」の相生と相剋の関係を記したシンボルマークが描かれていること。その方のお話しでは・・・
「洪さんはこの時点では大河滔滔の構想はなかったようですが、すでに心の中には何かがあったのでしょう」とのことでした。
「五行説」・・・これ興味深かったです。


乱魔堂そして洪栄龍というギタリストがお好きな方には是非聞いて欲しい作品だと思います。ジャンルを超えた洪さんのパーソナルな世界観にふれることができる・・・そんなアルバムだと思います。(私自身、まだ浅いので上手く説明できませんが・・・)

天地洪荒

天地洪荒

  • アーティスト: 洪栄龍
  • 出版社/メーカー: ミディ
  • 発売日: 1997/12/10
  • メディア: CD


大河滔々

大河滔々

  • アーティスト: 洪栄龍
  • 出版社/メーカー: ミディ
  • 発売日: 2000/11/08
  • メディア: CD


先週2枚一緒に買ったのですが、「大河滔滔」は盤質不良があったため本日無事交換。聞き込んでからまた感想書きたいと思っています。


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platinum weirdその15 [CD]

今日は3月3日。
本業も少し忙しくなってきたので、今日と明日・・・そして来週の大半は本業に追われそう。
そう、これが本来の年度末の姿なのだ。例年に比べたら「メイン」の取引先からの発注が殆ど無いので今ひとつ「盛り上がり」には欠けるが、仕事があるだけ喜ばなければならない。

仕事を始めようとするとブログを更新したくなる・・・悪いクセ。
まぁ、日常のリズムに戻りつつあることの証だろう。

そんな訳で、皆さんもう忘れてしまったかもしれないけど・・・
そう、「platinum weird」今回で15回目である。
充分アーカイブになる回数。中身はたいしたことないけどね。
しかし・・・・依然として、なんら新しい情報は国内では皆無。
自称「日本一のplatinum weirdウォッチャー」としてはこんな時こそワタシが頑張らないとね。
最近「eil.com」で見かけたプロモキット。

ドイツのユニヴァーサルから配布されたプレスキットの内容は・・・・
・疑似1974年版CD
・未発売2006年版CD
・疑似ドキュメントヒストリーDVD
・バイオグラフィー

これは・・・欲しい。なんといってもアメリカVH-1で放送された疑似ドキュメンタリーのDVDの完全版が見たい。YOUTUBEやPODCASTで公開されたのは合計で10分程度。実際は27分くらいなので・・・見たい。しかし送料含めて20000円近くするとなると。ちょっと手が出せません。
安く手に入れられる日が来るまで待つとするか。

昨年の10月くらいの情報では2007年2月くらいに新生platinum weirdのデビュー盤が出ると告知されていたが・・・・まったくその後の情報なし。すっかりもり下がってしまった。
しかし、「iTunes Store」で2006年版からの2曲が先月配信になった。
やはりこの方法での流通となるのだろうか・・・・現品がないと買った気がしないオヤジには寂しい新譜である。

今日はカーラのことを書こう。
1970年12月9日生まれの彼女は現在36歳。
ニューイングランドで生まれ、1993年にデューク大学で政治学の学位を取った秀才。
そんな彼女が最初に就いた仕事がビルボード誌。ここでマーケティングやライターの仕事をしていたそうだ。
プロのソングライターとしてのキャリアをスタートさせたのが1999年〜2000年頃。
カイリー・ミノーグあたりが最初の仕事らしい。
その後は・・・最近話題のブリトニー・スピアーズやクリスティーナ・アギレラ、アナスタシア、アシュリー&ジェシカ・シンプソン、そしてサンタナ。
2004〜2005年の段階で500曲以上(共作も含め)のストックを持ち、106曲が実際に上記のアーティストなどによってリリースされ、55枚のマルチプラチナとなっている。
僅か5年ほどでこれだけのことをしてしまったカーラは・・・ただものではない。
コンポーザー以外にもプロデュース、バックコーラスまでやってしまう。
そんなマルチな才能はやはり天性のものなのかもしれない。

彼女のパフォーマー(シンガー)としてのデビューがplatinum weirdとなる。

このブログを読んでくれてる方々なら何曲かはYOU TUBE等でPVをご覧になったでしょう?
ちょっとぎこちないけど、30代の色気があるパフォーマンスはとても素敵である。
ちょっとハスキーで大きな女性フェチのワタシにはまさにストライクなのだ。

最近YOU TUBEにアップされたものに「Will You Be Around (Live @ Yahoo)」というモノがある。狭いスタジオでライブ撮りされた「Will You Be Around」これが良いのだ。
スタジオの狭さも原因なのだろうが、カーラのぎこちないパフォーマンスがなんともイイ感じで最近毎日見ています。
この「Will You Be Around (Live @ Yahoo)」は残念なことにココに貼れない!!
「Embedding disabled by request」とのことです。

エフェクター好きなベアトラックさんは特に見るように!
http://www.youtube.com/watch?v=-3_AUXt-q_w

とりあえず静止画だけは貼っておきました。


なぁ〜んてことしてたら3月4日になってしまいました。
さて、仕事頑張るぞ!!


申し訳ありません(というのもなんだけど・・・) [CD]

2月になってしまいました。
ちょっと・・・・こんなCDの話。

2006-12-27の記事でも取り上げましたが、Dhani Harrison のユニット「thenewno2」のプロモ盤がようやく手に入ったので紹介させていただきます。


シンプルなデジパック


同じくシンプルなCD印刷面。曲のクレジットも無し。


裏面にようやく曲目とシリアルが・・・


限定1000枚のシリアル入りでこれは0768番。

以前も紹介したが、プロモ盤でありながら、http://www.recordstore.co.uk/においてキチンと安値で販売もされていた。この状況は最近多いのでしょうかねぇ。
そう、連載14で止まってしまったが、
「platinum weird」のプロモシングルCDもあの「BEST BUY」を通じ0.01$という馬鹿げた値段で販売されていたのもつい最近の話。これはキチンとレコード会社が関与した販売するプロモーション方法が明らかに多くなってきている。しかし、これがキチンとしたカタチで正規に販売されることは極めて薄い。なんのためなんだろうね?
現在「YOU TUBE」などで配信されている「thenewno2」の「Choose What You're Watching」もこのプロモ盤には入っていないし・・・「Choose What You're Watching」はあからさまにジョージっぽい作品であるが、この4曲入りのプロモ盤には・・・あまりジョージらしさは感じられない。1曲目のコード進行とリズムがなんんとなくジョージっぽいと言えがジョージっぽいのだが、2曲目はさらに「らしさ」は消え辛うじて声が似てる程度かなぁ・・・
3.4曲目に至っては女性のヴォーカルが入り(詳しいこと不明)一貫性のない4曲は終わる。
ダニ自体何がやりたいのか見えてこない。ジョージっぽくやっていけばそれなりに数字は稼げるのだろうけど、そんな時代感の無いことをやろうとしているとも思えない。
所属レーベルも無名だし「EP001」番だから自主制作に近いのかもしれないが・・・まだ遊びなのかなって気もしますが、1978年生まれ。8月には29歳だよ。ダニ君。
最近は「LOVE」のプレミアや「ローキー」のプレミアに出席。


1月のロンドンでの「ロッキー」のプレミアにオリビアと・・・

セレブぶりを発揮しているようだが、そろそろキチンとしたとこ見せないと「血統イイのにダメな子」の仲間入りしてしまうぞ。ジェフ・リンやトム・ペティの協力を仰ぐのもいいだろうし、父の遺産である音源のリマスターに心血注ぐのもいいだろう。また、「thenewno2」のような活動でインディーシーンのビッグネームになるのもいいし・・・・

とにかく何かしないとね。

最後に・・・・

ちょっと古いが「フー・ファイターズ」のデイブアニキとアドレス交換するダニ。


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本格始動間近か!? Dhani Harrison [CD]

「thenewno2」ってご存知?
そうジョージの愛息Dhani とOil Hecks(詳しいデータ解りません)によるユニット。
正式なアルバムデビューは未定のようだが、オフィシャルサイトでサンプル音源とPVが見ることができる。4曲入りプロモが8月に配布され、現在ココで販売されている。

http://www.recordstore.co.uk/

なぁ〜んかはっきり情報が解らないことばっか書いていて、誠に申し訳ないと思っている次第。
しかし、下のYOU TUBEでアップされた(オフィシャルサイトのモノと同じであるが、一部のMacでは見る事ができない)クリップを見て聞いて・・・・改めて「血統」と「才能」を感じて欲しい。
まだまだ遊びっぽさを感じてしまうところはあるが、ショーン・レノン、ジュリアン・レノンそして最近熱いザック・スターキーと共にやはり最高の遺伝子を受け継いだのは間違いなく事実。

「thenewno2」のオフィシャルサイトで聞ける4曲は
1. Say
2. Out of Mind
3. Lord Lord
4. Truly
http://www.thenewno2.com/


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platinum weirdその11 [CD]

これは愉快。ワタシの方が早かった!

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platinum weirdその10 [CD]

昨日「e-bay」でplatinum weird検索してたらおもしろいモノを発見した。

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platinum weirdその9 [CD]


10月30日にUKでもplatinum weirdが発売されたようだ。もちろん疑似1974年版である「Make Believe/Platinum Weird」である。同じ30日に新しいプロモーションフィルムが公開された。そちらは2006年版、カーラが歌う「Happiness」・・・相変わらず訳わからんです。しかし、このプロモ「YOU TUBE」ではアップされていない。

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